まず最初に、「一太郎」には「日本一」のワープロにしたいという 強い想いが込められていました。そこで、パッケージデザインを考えるときに、白い紙の上に日本を想起させる「日の丸」のイメージを描き、どんどん大きくしていきました。結果として、赤い箱の一太郎が生まれたわけです。
そして、まだソフトウェアを店頭で買うという習慣がなかった時代、 店頭での存在感をアピールするために、他に使っていない強い色として「赤色」を選択したのも大きな理由のひとつです。