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スタイルセットの色調を好みの色調に一括変更するマル秘テク【一太郎2010強化機能】

一太郎文書のレイアウトを整えるオートブック機能には、あらかじめ複数のスタイルセットが用意されています。そのまま利用したり、大見出しや小見出しなどの設定を個別にも変更できます。
一太郎2010から新たに搭載された「カラースキーマ」を利用すれば、色調を一括して変更できます。フォントや飾りなどの設定はそのままで、色だけをまとめて変更したいときに便利です。

1. [書式]メニューから[オートブック]を選択します。
2. [オートブック]ダイアログボックスが開くので、[スタイルセット一覧]からスタイルセットを選択して[OK]をクリックします。
3. 文書に段落スタイルが設定され、[オートブック]ツールボックスが表示されます。[色の一括変更(オートブック)]をクリックします。
4. [カラースキーマ]ダイアログボックスが開きます。
円状のカラーホイール上に、スタイルセットで使われている色が○や□のカラーポイントで示されます。その中でも、色調のベースとなる色はひとまわり大きいカラーポイントで示され、左下のカラープレビューに色が表示されます。
ナレッジウィンドウ[スタイル]で、[色の変更]をクリックしても[カラースキーマ]ダイアログボックスを開くことができます。
5. カラーポイントをドラッグして色調を変更し、[OK]をクリックします。
ベースとなるカラーポイントをドラッグすると、すべてのカラーポイントの色が連動して変化します。ほかのカラーポイントをドラッグすると、回転方向の色相は連動しますが、半径方向の彩度または明度は連動しません。ほかのカラーポイントが連動しないように、1つのカラーポイントの色だけを変更することも可能です。

カラーホイールの半径方向を彩度と明度のどちらで表現するかは、カラーホイール下のをクリックして切り替えます。
[オートブック]のほかにも、ナレッジウィンドウ[スタイル]やアウトラインの画面でのアウトラインレベル指定で設定された段落スタイルの色調が変更されます。