30周年を迎える記念の年に、一太郎の開発チームが何やら
慌ただしく準備をしている、との情報を得て、我々取材班は、一路、徳島へと向かった。"南海のシリコンバレー"と謳われた徳島ブレインズパークで我々が見たものは‥‥。新米担当者の汗とナミダの潜入取材記、一話完結。
では、どうぞ。
7:00 a.m. 早朝の羽田空港
いきなりの突撃取材を任されたオレ、新人Kです。昨夜あまり眠れなかったのは、大役を任された責任感から、じゃなくて、久しぶりに乗る飛行機だから。取材の"手引き"をしてくれるマニュアルチームのメンバーと合流するべく、徳島行きは第1便にしたけど、ちょっと早かったかナ。
快適な空の旅で、思わず熟睡してしまった、新人Kです。寝ぼけ眼で空港ロビーを出たオレを出迎えてくれたのは、ナント「阿波踊り」の皆さん‥‥と思いきや、銅像!ですよねぇ。阿波踊りは夏(8月中旬)。今は季節も違いますしネ。空港前に待機していたエージェントの車(なぜか運賃メーター付き)に乗り込んで、いざ徳島本社へ。
「右に受付、左にギャラリー‥‥。」エントランスで、潜入(?)を続けているオレ。と、不意に警報音が!違ったケータイだ。「今どこですか? 迎えに行きます」現地メンバーからの助け船だった。ようやく現地メンバーとも合流を果たし、さて、本格的に潜入開始だ。
ん、これぞ正しく"厳重なゲート"!怪しい。きっとこの奥に一太郎の秘密が‥‥。
はい。ラウンジでした。
どうりで出汁の良い香りがすると思いました。余談ですが、
讃岐うどんはセルフシステムでした。
そろそろ時間も(ページのスペースも)なくなってきたので、寄り道はヤメにします(ホントは迷ってたくせに)。エレベータを乗り継いで、辿り着いた先は‥‥。
大勢のメンバーが忙しそうにしている中、
「一太郎チーム」を探す。
「やぁ、お待ちしてました、K くん。」
「ど、どうも。今日はよろしくお願いします。」