データ範囲にも名前を付けよう

「ワークシートで迷子にならないために」で、表に名前を付ける方法を説明しましたが、同じやり方で表の中のデータ範囲にも名前を付けてしまいましょう。

例えば、福岡支店の売り上げデータの範囲がC5からC12まであったとしたら、この範囲に、【挿入-名前-登録】で「福岡支店」と名前を付けます。この名前を関数の中に使ってしまうのです。

数式の中で名前を参照するには、範囲の名前を半角の[ ]で囲みます。「=SUM([福岡支店])」といった感じですね。

「でも名前なんかいちいち覚えてられない」とか「入力するのが面倒では?」とおっしゃる方へ。関数を入力している状態でShift】+【F4】[名前]キーを押してください。いままで付けた名前がずらっと一覧されます。ここから必要なものをお選びください。このようにデータ範囲に名前を付けておけば、再度同じ範囲を参照したいときにセル座標を気にしなくてすみます。