官公庁の公文書書式には、このように行を罫線で区切っている書式が多くあります。
通常では行罫線を越えて文章を打つことができませんが、この方法を使えば罫線を崩さずに次の行に文字を送ることができます。
1.
罫線モードにして、右クリックして「罫線のひき方」を「自由」に設定します。
2.
行を区切りたい罫線(この例では「------」)を、罫線枠(この例では「━━━」)に接触する手前で引くのを止めます。つまり下の赤丸で囲った部分のように、微妙に離すのです。
もともと-----の罫線は、点と点の間に隙間があり、罫線が最後まで引かれていなくても見た目には分かりません。
これなら完全な行罫線ではないので、文章は行を超えて次の行へ移っていきます。
インデントも有効に使え、文書構成が楽になります。
池田彰男さん 兵庫県