文語を使いこなすマル秘テク ATOK17以上

ATOK17では、古語など古い言い回しでも快適に変換できる「文語モード」が詳細設定できるようになり、大幅に強化されました。

1. ATOKパレットから「プロパティ」を選択します。
2. 「入力・変換」シートの「設定項目」から「入力補助−文語」を選択します。

入力例)
・いけのまへにすわってどうしたらよからうと

・池の前に座つてどうしたらよからうと
と、変換したい場合、
「「っ」「ゃ」などを小書きしない」にチェックを入れます。

入力例)
ふろっくこーとをみにまとったろうしんしんが

フロックコートを身にまとつた老紳士が
と、変換したい場合、
「「っ」「ゃ」などを小書きしない」と「カタカナは対象外とする」にチェックを入れます。

入力例)
・あめにもまけずかぜにもまけず

・雨ニモマケズニモマケズ
と、変換したい場合、
「ひらがなをカタカナで表示する」にチェックを入れます。

設定が終わったら「OK」ボタンをクリックして、プロパティダイアログを閉じます。

なお、文語を入力するときは「文語モード」にします。方法はATOKパレットの「般」をクリックして「文語」を選択します。