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まずこれだけは知っておこう

より自分の身になる物にするためには、実際に使ってみることが重要です。
一太郎プロンプトの楽しさ、簡単さを感じてもらうためには、一太郎12を起動して実際に試すことが重要です。だまされたと思って、一太郎を起動して実際に試してください。

プロンプトの呼び出しは、Ctrl+]キー。
']'キーは、Enterキーのすぐ左にあるキーです。キーの刻印には、'む'というひらがなが刻印されています。
閉じるのはEscキーで閉じます。

さあ、プロンプトを使ってみよう。
1) Ctrl+]キーを押す
2) @10*10」と入力して、最後にEnterキーを押す。
3) 文書のカーソル位置に、"100"と入力されます。
一太郎プロンプトを電卓代わりに使えます。簡単ですが実用的な例の1つです。

@ が、挿入すると言うコマンドです。簡単ですが奥の深いコマンドです。

覚えておきたい操作方法
一太郎プロンプトはキーで使うことを推奨しています。Tabキーは重要なので忘れないように。

1) Tabキーでフォーカス移動
Ctrl+]キーで「一太郎プロンプト」を開きます。
前回入力した「@10*10」が残っているときは、Deleteキーで文字を削除します。
次に、Tabキーを押すと、[コマンド一覧]にフォーカスが移動します。
↓矢印を押すと、一覧からコマンドが選べます。

2) F2キーでコマンド詳細へ切り替え
F2キーでコマンドが一覧で表示される画面とコマンドの説明が表示されるコマンド詳細を切り替えることができます。コマンドの説明を見たいときは、F2キー。一覧に戻りたいときもF2キーと覚えていてください。
また、@と入れるだけで、そのコマンド詳細が表示されるオートコンプリート機能も動作しています。

3) F12キーで文例の挿入
コマンドの動作を見てみたいときは、F12キーで文例が挿入されます。
そのままEnterすることで実行できますので、おもしろ半分で色々と試してください。

4) Ctrl+Rキーで繰り返し実行
例えば、プロンプトに「@"$t"」と入れてEnterキーを押すと現在の時刻が挿入されます。
$tは特殊な文字なので、ダブルクオート(")で囲む必要があるので注意してください。
このあと、Ctrl+Rキーを押すと前回実行したスクリプトが繰り返し実行されます。

超初級講座はこれだけで終わりです。Ctrl+]TabF2F12Ctrl+Rの5つのキーを覚えるだけで、一太郎プロンプトを使いこなせます。さあ、一太郎プロンプトの楽しさを友達にも教えてあげてください。

重要な注意点
繰り返し系のコマンド、削除系のコマンドなどを実行すると、アンドゥ(Ctrl+Zキー)でも元に戻せなくことがよくあります。プロンプトを実行するときには、ファイル保存をするなど注意する必要があります。
また、無限ループ(終わりのない繰り返し)となるとプロンプトから返ってこなくなります。このような場合は、Ctrl+Pause(Break)キーと覚えてください。
怖がらずに、Ctrl+]キーを押して、l(1); と記述して実行してください。一太郎からの反応が無くなります。
※l(エル)の最後にセミコロン(;)が必要です。

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update : 2006.07.05