一太郎Web：テンプレ系男子×オレ流男子～あなたはテンプレートをそのまま使いますか？～

娘の5歳の誕生日。今年は新しくお友達になったMちゃんを呼ぶらしい。
「招待状は作ったんだけど、住所とか入れてないのよ。Mちゃんママはウチを知らないし、住所を入れた送付状を作ってくれない？あ、地図もあるとわかりやすいわよね。お願い！！」と妻からの依頼。

よし！ここはパパのウデの見せ所！ステキなのを作ってやるぞ！一太郎ならFAX送付状も簡単キレイに作れます！

対象製品：一太郎2007～2009（テンプレ系）、一太郎2009（オレ流）

「テンプレ系」では、テンプレートを開く基本操作をご紹介します。名前など変更したい箇所にカーソルを合わせると、入力ガイドの説明が表示されます。

［ナビ］メニューから［よく使うテンプレート－開く］を選択します。
［FAX］を選択し、［OK］をクリックします。
一覧からテンプレートを選択し、［開く］をクリックします。ここでは、「FAX8.JTT」を選択しました。
テンプレートが開きます。変更する必要のある文字部分にカーソルを合わせると、入力ガイドで説明が表示されます。クリックすると、その部分が選択状態になり、反転表示されるので文字を変更します。
文字を入力すると内容が書き換えられます。
必要な部分の文字をすべて変更したら完成です。［ファイル］メニューから［印刷］を選択して印刷しましょう。

「オレ流」では、タイトル部分の文字を一太郎2009の新機能「POP文字作成機能」を利用してアレンジします。
さらに、「地図スタジオ2」を持っていれば、FAX送付状に地図を付け加えることもできます。

※POP文字機能で作成した文字を正しく表示するには一太郎2009が必要です

「FAX送付のご案内」というタイトル文字を選択し、［Delete］キーを押して削除します。タイトルを入れたい部分にカーソルを合わせ、［挿入］メニューから［タイトル文字］－［POP文字］を選択します。
［POP文字のテキスト］ダイアログボックスに、文字を入力し、［OK］をクリックします。また、［POP文字パレット］のサンプルの中からデザインを選択したり、好きなフォントに変更します。
最後に枠をドラッグして位置や大きさを調整すれば、POP文字の完成です。
宛名や送信元の情報、件名、連絡事項などを「テンプレ系」の手順4、5を参考に書き換えます。その他不要な部分は削除しましょう。

別売りの「地図スタジオ2」を使うと、地図を一太郎文書中に挿入できるのでさらにわかりやすいFAX送付状を作ることができます。

アドイン設定していない場合は、［スタート］メニュー－［すべてのプログラム］－［JustSystems アプリケーション］－［JustSystems ツール＆ユーティリティ］－［地図スタジオアドイン設定ツール］を実行してアドインしてください。

編集画面が小さい場合は、左下の［拡大表示］をクリックして調節してください。

まずは道路を描きます。コマンドバーの［道路］をクリックし、［道路］シートで［道路（直線）］をクリックします。［道路幅］や［始点･終点］を設定し、ドラッグして道路を描画します。同様にして、ほかの道路や線路、川、駅などを描画します。
次に家のイラストを追加します。［シール］をクリックし、［シール］シートでシールの種類と絵柄を選択し、をクリックします。貼り付け後に、位置を移動したり適切な大きさに変更します。必要に応じてほかのシールも貼り付けます。

大きさを変更したい場合は、シールの四隅の■マークをドラッグします。

説明文を入れる吹き出しを描きましょう。［図形］をクリックし、［吹き出し］をクリックします。線の種類や色、吹き出しの種類などを設定し、ドラッグして吹き出しを描画します。
［文字］をクリックします。文字入力欄に文字を入力し、文字の方向や色、フォントなどを設定したら、をクリックします。貼り付け後に、位置を移動したり適切な大きさに変更します。
必要に応じてほかの文字も貼り付けます。地図が完成したら、［終了］をクリックします。
地図を反映するかどうかのメッセージが表示されるので、［はい］をクリックします。地図スタジオが終了し、地図が一太郎の文書にオブジェクト枠として挿入されます。位置や大きさを調整すれば完成です。