第5回 お気に入りの写真をただ印刷しただけでは芸がなくない?
デジカメを買って、家族旅行でさっそく腕前を披露!自分的にはベストショットが撮れたから、周りに見せて自慢したいんだよね〜。
でも、単に写真を配るのはちょっといやらしいし…。だったら、カレンダーに写真を貼り付けて配ろう!と思ったら、周りにジャマな建物や人が写っててカッコ悪い。花子フォトレタッチでちょっと手を加えてみようかな。
対象製品:一太郎2007〜2009
「テンプレ系」では、テンプレートを開く基本操作をご紹介します。名前など変更したい箇所にカーソルを合わせると、入力ガイドの説明が表示されます。
テンプレ系
- [ナビ]メニューから[よく使うテンプレート−開く]を選択します。
- [種類]で[カレンダー]を選択して[OK]をクリックします。
- カレンダーのレイアウトを選び、[OK]をクリックします。ここでは[カレンダー 2ケ月[A4 縦]挿絵]を選択しました。
- 作成期間を選択し、[表示形式]でタイトルや年月、曜日の表示形式を選択します。1年分のカレンダーを作る場合は[作成期間]で[12カ月]と指定します。
- [フォント設定]タブに切り替え、[項目名]でフォントを設定する項目を選択し、フォントを選択していきます。プレビュー表示で確認しながら設定できます。設定が完了したら[OK]をクリックします。
MEMO
フォントは、月や曜日でばらばらのフォントを設定するのではなく、同じフォントで統一したほうがスッキリと仕上がります。
- カレンダー部分が出来上がります。挿絵のあるカレンダーのテンプレートを選んだので、「カレンダー操作パレット」の[挿し絵設定]をクリックして、写真を挿入しましょう。
- 挿入する写真を選択し、[OK]をクリックすると写真が挿入されます。
MEMO
カレンダー用に用意された写真の場所が表示されます。デジカメの写真を保存した場所を表示して、写真を選択しましょう。
花子フォトレタッチを利用すれば、写真を加工することも可能です。
写真も楽しめて、実用的なカレンダーとしても使えます。気に入ったカレンダーに仕上がったら、複数枚印刷して、人にプレゼントしてもいいかもしれません。
オレ流
●花子フォトレタッチで写真を加工する
- 「カレンダー操作パレット」の[挿し絵編集]をクリックします。
- メッセージが表示されるので[確認]をクリックします。
- 初めて花子フォトレタッチを起動したときは、使用するメニューを選択する画面が表示されます。ここでは[詳細:使いこなしたい方に]を選択して[OK]をクリックしました。
- 写真を読み込んで花子フォトレタッチが起動します。[編集]メニューから[すべてを選択]を選択して写真全体を選択します。
- [選択範囲]パレットの[透明]をクリックします。
- [切り取る]にチェックを入れて、[方法]で[輪郭]を選択します。[幅]で透明にする幅を設定して[OK]をクリックします。
- [ファイル]メニューから[閉じて戻る]を選択すると一太郎の編集画面に戻り、加工が反映されます。
●不要なタイトルやマークを削除する
- 「CALENDAR」のタイトルと三角形の飾りを削除しましょう。枠と図形をそれぞれクリックして選択し、[Delete]キーを押して削除します。
- 「カレンダー操作パレット」の[印刷]をクリックすると印刷が開始され、[保存]をクリックすると保存画面が表示されます。
MEMO
2枚目(例では2010年3月以降)のカレンダーを作る場合は、「カレンダー操作パレット」の[次ページ]をクリックして、写真を追加したり、花子フォトレタッチで写真を加工する手順を繰り返して作成していきます。