一太郎Web > 一太郎活用術 > テクニック > 一太郎プロンプト講座 > 表計算からコピーしたデータを加工しよう



表計算からコピーしたデータを加工しよう



pl3{dc(5,"\t");dc(3, "\t");dc(2,"\t");}
実行前の状態(エクセル、三四郎などの表計算からShift+Ctrl+Vキーで貼り付けた元データ)
あああ いいい ううう えええ おおお
あああ いいい ううう えええ おおお
あああ いいい ううう えええ おおお

実行後の状態("あああ"の前にカーソルを移動して、スクリプトを実行した結果)
あああ えええ
あああ えええ
あああ えええ

説明
pl pl <回数> ステートメント
段落単位で繰り返し処理を実行する。pl3だと、3回、段落ごとに処理を行います。
dc(5,"\t") 項目の削除
タブ(\t)を項目の区切りと考え、5番目の項目を削除します。
この例だと、"おおお"が5番目の項目となり、"おおお"が削除されます。

エクセル、三四郎などの表計算でコピーしたデータを、一太郎に貼り付けて使用することができます。この場合に、不要な項目の削除をしたいときなどに使えるスクリプトです。
dc(5,"\t");dc(3, "\t");dc(2,"\t")で、5番目、3番目、2番目の項目を削除します。順番がずれないように、最後の5番目から削除しています。pl3で、この処理を、3回、段落に対して繰り返しています。
dc(5,"\t");dc(3, "\t");dc(2,"\t");np のスクリプトとして、Ctrl+Rキーで必要な行だけ行うこともできます。

一太郎秘技Shift+Ctrl+Vキーは、テキストだけの貼り付け。エクセルなどからコピーするときに、罫線に変換したくないときは、Shift+Ctrl+Vキーと覚えましょう。

よく使うスクリプトを登録しよう

一太郎プロンプトTOP



update : 2006.07.05