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例 |
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fl("c:\My Documents\work\*.jtd") shl s/一太郎11/一太郎12/gs;
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結果 |
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"一太郎11"を、"一太郎12"にすべて置き換えます。
c:\My Documents\work\以下にある、すべての一太郎文書が対象となります。
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説明 |
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fl( "入力ファイルパス", <"出力方法"> ) ステートメント; |
fl |
ファイルを繰り返して処理します。 |
shl ステートメント; |
shl |
シート繰り返し。一太郎シートを繰り返して処理します。 |
s/正規表現/置換文字列/<オプション> |
s/一太郎11/一太郎12/gs; |
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"一太郎11"という文字列を"一太郎12"へ置換します。 |
gs; |
すべてを置換。文書頭から検索する |
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「ファイルの繰り返し処理」と「置換処理」とを組み合わせています。この作業を、人手で行うのは、気が遠くなる作業となりますが、一太郎プロンプトを使えば、一太郎に任せてしまうことができます。
応用)
"一太郎11"、"花子11"をそれぞれ、"一太郎12"、"花子12"に置換するにはどうすれば良いでしょうか?。これには、色々な方法が考えられます。
a) |
上記のスクリプトを、"花子"に書き換えて2回実行する。
これでも十分です。人手ですることに比べれば、圧倒的に楽になります。
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b) |
置換を2回行う
fl("c:\My Documents\work\*.jtd") shl {s/一太郎11/一太郎12/gzs;s/花子11/花子12/gs}
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c) |
1回の処理で行えるように工夫する
fl("c:\My Documents\work\*.jtd") shl {js;sl("一太郎11|花子11") s/11/12/;}
slを使うと、ステートメントの所に色々な処理が書けます。
"一太郎11"または"花子11"が見つかった後に、"11"だけを"12"に一回置換しています。
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